朝倉海まさかのUFC2連敗に格闘技ファン悲嘆「マジかよ」ランク11位ベテランに完敗「ショックで放心状態」「朝倉海でも勝てんか」「寝かされたら何も出来ないのがキツすぎる」

 UFC JapanのX@ufc_jpより
 UFC JapanのX@ufc_jpより
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 「UFC」(16日、シカゴ)

 元RIZINバンタム級王者で、フライ級15位の朝倉海(31)=JAPAN TOP TEAM=がUFC2戦目に挑み、同11位のティム・エリオット(38)=米国=に2回4分39秒でギロチンチョークで1本負けを喫した。

 試合後、エリオットは「相手がとてもいい選手だったから、いい夜だった。頭を殴ることで倒そうとしてるならそれは難しい」と語った。

 SNSでは日本のファンの嘆きの声が溢れた。「UFCレベルたけーな。朝倉海でも勝てんかー」、「寝かされたら何も出来ないのがキツすぎる」、「打撃では圧倒的だったけど」、「UFCの壁は高い」、「マジかよぉ」、「ショックで放心状態だわ…」と、世界のレベルの高さにため息が漏れていた。

 相手のエリオットはUFCで20戦を誇るベテラン。計量ではパンツを脱いでのギリギリのクリアで調整を不安視する声もあった中での試合。セコンドには兄の朝倉未来も見守った中、1回序盤にワンツーを当ててエリオットを後退させると、その後もリーチに勝る朝倉が軽快に拳をヒットさせていき、観衆を沸かせた。変則的な動きをみせるエリオットに惑わさせることなく、その後も打撃で圧倒。その後、左のハイキックを掴まれて、グラウンド戦に持ち込まれたが、しっかりしのぎきって1回を終えた。

 2回は慎重な立ち上がりとなり、カウンター狙いに。中盤に組みつかれてテークダウンを許し、残り30秒を切ったところでギロチンチョークにたまらずタップした。

 朝倉は昨年12月にUFCデビューを果たし、デビュー戦でフライ級王者のパントージャとのタイトル戦に挑んだが2回一本負けで敗れ、日本人初のUFC王者はならなかった。

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