スターライト・キッドが上谷沙弥に対抗心「もちろん赤を狙う」5★STAR痛恨ドローも闘志
「プロレス・スターダム」(16日、横浜武道館)
夏のシングル最強を決める「5★STAR GP」レッドスターズ・B組の公式リーグ戦が行われ、ワンダー王者スターライト・キッドは吏南に対しドロー。勝ち点8とした。17日・浜松大会では、勝ち点で並ぶなつぽいと、決勝トーナメント進出をかけて激突する。吏南は勝ち点9。
吏南にPink♡Devilを食らい、カウント2が入ったところで、15分時間切れドローを告げるゴングが鳴った。吏南の右膝を黒虎脚殺で攻め、吏南からはハイドレンジアで左肩を狙われた。消耗戦となったが、終盤に加速。月面水爆で迫るも逆襲を許した。
決勝トーナメント進出に向け、厳しいドローとなったキッド。吏南は2月のワンダー王座初防衛戦の相手。「悔しすぎる。吏南の意地を感じました。足を引っ張られましたね」と無念の表情。「でも、なつぽいに明日勝てれば。必ず私が勝ってブロックを突破する。また悔しい思いをするのは、なつぽいだよ」と、昨年末にベルトを奪った相手に闘志を示した。
白の王者として、初めて迎えた5★STAR。リーグ戦では4月のV3防衛の相手だったAZMにもドロー。「ベルトを懸けた相手が3人もいるブロック。厳しい戦いでした」と振り返った。
白の王者だからこそ、意識するのは別ブロックのワールド王者・上谷沙弥だ。「赤に負けない白にするのが目標。それに上谷には、これまでさんざん邪魔されていたので。アイツがデビューした時から、負けたくない相手だった。白のベルトを持つプライドがある」と、ライバル視する。
そんな上谷は今、ワールド王者としてはもちろん、バラエティー番組での大ブレークでプロレスファン以外への注目度を急激に増している。
22年8月にテレビ朝日系で放送された「プロレス総選挙」で女子レスラー部門1位になるなど、一般への知名度ではキッドが先頭に立っていただけに、意識するところはある。「プロレスを広めたい気持ちは私も一緒。目立ってくれてありがとうと思うし、新規のお客さんも増えている」と認めつつ「刺激になっているし、燃えるものはある。私は欲深い。自分のファンにしてやりたいですね」と笑みを見せた。
スターダムが管理する7つのベルトで、未戴冠はワールド王座のみ。キッドは「グランドスラムの可能性を持つのは私ひとり。5★STARを優勝して、もちろん赤を狙う」とキッパリ。白の誇りと野望と上谷へのライバル心を胸に、なつぽいとの大一番に向かう。





