那須川天心が披露したカエルパンチ!発端は「いろんなことを考えて小さくなりすぎてるんじゃないか」使ったことで「幅が広がるのかな」

 「ボクシング・10回戦」(8日、有明コロシアム)

 WBC世界バンタム級1位の那須川天心(26)=帝拳=が、WBA世界同級6位ビクトル・サンティリャン(29)=ドミニカ共和国=と対戦し、判定3-0(99-91、99-91、100-90)で勝利した。ボクシング通算成績は7戦7勝(2KO)とし、キックを含めたプロ公式戦54戦54勝となった。

 “神童”が魅せた。6回残り30秒。両者読み合いの状況で、那須川は深くしゃがみ込み、立ち上がると同時に左アッパーをさく裂させた。元世界スーパーウエルター級王者の輪島功一氏の得意技・カエルパンチ。相手のあごが豪快にはね上がると、場内は騒然となった。

 試合後の会見ではカエルパンチを使用した意図を説明。「いろんなことを考えすぎて小さくなりすぎてるんじゃないか、というのは自分の中にあった。一回カエルパンチしたじゃないですか。ああいうことで(戦術の)幅が広がるのかな」と説明した。

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