プロレス 観客から水吹きつけ被害のKENTA「アイツ出禁にしたから」厳戒態勢で入場…騒動逆手にウーロン茶を噴射攻撃も「お茶は飲むもの!」

 「プロレス・ノア」(5月31日、新宿FACE)

 第3試合のタッグマッチに登場したKENTA(44)が、24日の横浜ラジアントホール大会での入場時に観客の女性から液体を顔に吹きつけられた騒動をさっそくネタにした。この日は入場時から執拗に周囲を見渡す警戒モードで、さらに練習生3人に囲まれながらリングに向かう厳戒態勢。ただ、試合では騒動を逆手に取るように、自らペットボトルのウーロン茶を口に含むと、それをブラックめんそーれに吹きつけるという暴挙を働くなど、観客を沸かせた。

 バックステージではウーロン茶のペットボトルを“ピロピロ飲み”しながら、「お茶は飲むもんだから。人に吹きかけるもんじゃないよ。わかんねえヤツがいるから、世の中には。覚えてる?あの日何があったか覚えてるでしょ。俺も忘れたいけど、忘れられないよ。何あれ?ビックリした。もうなんかちょっとニュースみたいになってさ。たまに連絡しているヤツとかからもなんか連絡来てさ。俺がプロレスでいいことした時、全然連絡来ないのに、あんなので来ちゃうから。ビックリした」と、皮肉を込めながら振り返った。

 大きな話題となった一件について「NOAHのファン、まあプロレスファンも全部そうだけど、ルールを守って、その中で楽しんでいるファンがほとんだと思う。ああいうヤツ一人のために『プロレスファンは』とか『NOAHファンは』とか言われちゃうのは俺も不本意だし、そんなことないってことは、この場を通して声を大にして言いたい」と強調。さらに、「だから(KENTAに)水を掛けたアイツ、もうプロレスリング・ノアとして出禁にしたから。もう安心してノアのファンの人は会場に来てほしい」と報告し、「アイツがいなくなったからって『私がやらなきゃ』みたいな感じで、俺にお茶かけてくるんじゃねえぞ!とんでもねえ発想すんなよ。リング上はリング上で俺たちも全力で楽しませるためにエンターテインしていくから。見ている人たちも思いっきり声を出して、手を叩いて、お茶をかけて…いや、ダメなんだよ、お茶をかけたら。お茶は飲んでよ。結局、俺が何を言いたいかっていうと…お茶は飲むもんってこと」と、最後までネタとして昇華した。

 24日の大会では、KENTAが入場する際、近づいてきた観客の女性が口に含んだ水分を顔面に吹きつける暴挙を働いた。KENTAは試合後「今日何の日か知ってる?俺のデビュー25周年。まさか25年やって、入場の時、水ぶっかけられると思う?ビックリしたよ。(女性に)注意したよ。『水かけちゃダメだよ』って。そうしたら、『ウーロン茶です』って。いや、そういう問題じゃねえよ!結局ね、俺が何を言いたいかっていうと、ある意味、一生忘れることのできない25周年になったってこと」とコメントしていた。

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