高橋奈七永が引退「終わりよければ全てパッションと思えるプロレス人生」29年間の現役生活に別れ

 「プロレス・マリーゴールド」(24日、代々木第二体育館)

 「女子プロレス界の人間国宝」高橋奈七永(46)が29年間の現役生活に別れを告げた。引退試合で青野未来(34)とシングルマッチを行い、22分4秒ワンセコンドEXからの片エビ固めで敗れた。その後エキシビションマッチとして5人と1分ずつ戦い、最後は全日本女子の同期で互いにデビュー戦の相手を務めた中西百重(44)と激突し、3カウントを奪った。

 1996年7月にデビューし、2005年の全女解散後はSUN、アイスリボン、スターダム等を経て、昨年旗揚げのマリーゴールドで活躍していた。引退セレモニーでは全女時代の仲間やプロレス関係者、母から見送られ感涙。「約30年真っすぐやってきた。何回も心が折れそうになったが、やられても立ち上がるのがプロレス。終わりよければ全てパッションと思えるプロレス人生だった」と晴れやかに語った。

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