亀田史郎氏が熱弁「最後の戦いなのよ」王者の接近戦予告にも「むしろ接近戦の方が得意」セコンドで息子・和毅をサポート

 「ボクシング・IBF世界フェザー級タイトルマッチ」(24日、インテックス大阪)

 元世界2階級王者で同級1位の亀田和毅(33)=TMK=と、挑戦を受ける王者アンジェロ・レオ(米国)が23日、大阪市内のホテルで前日計量に臨み、両者ともに57キロで一発通過した。

 24日の大一番では父の史郎氏(60)がセコンドとして和毅をサポートする。前回の挑戦者決定戦だった昨年8月のドラミニ戦から成長した点を報道陣に問われると、史郎氏は「とにかく練習は真面目やから。とにかく全てをこなすからこれを出したらいいのよ。とにかくみんなが思っている以上の和毅を見てない。とにかく出して欲しい」と語った。

 王者レオは前日会見で「明日は接近戦の打ち合いを期待できると思う」と近い距離での展開を予告していたが、参謀役として史郎氏は「接近戦であろうがなんであろうが、和毅はどっちでもいけるから大丈夫やで。むしろ接近戦の方が得意やねんけど、俺はどっちでもいけるように引き出しを出しているから。パターン一個では無理。そんなん分かってる。何で来たって全部対応できるようにしてきてるから」と話した。

 今回のタイトルマッチには「亀田家最終章」と銘打たれている。和毅が不退転の覚悟で臨む大一番。父も「最後の戦いなのよ。俺らとしたら。むしろこれで(力を)出せなかったら和毅は最後なのよ。持ってるもんを早く出して欲しい。俺は常に日頃から言ってるから。明日は出すよ。出すし、出させるから俺が」と強い覚悟をのぞかせた。

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