「ボクシング・ＩＢＦ世界フェザー級タイトルマッチ」（２４日、インテックス大阪）

　元世界２階級王者で同級１位の亀田和毅（３３）＝ＴＭＫ＝と、挑戦を受ける王者アンジェロ・レオ（米国）が２３日、大阪市内のホテルで前日計量に臨み、両者ともに５７キロで両者ともに一発で通過。その後は会見が行われた。

　無事に前日計量を通過した和毅は会見で「ここからリカバリーをして、明日はリングに上がってね、３階級制覇を必ずしますので皆さん熱い応援よろしくお願いします」と意気込んだ。一方のレオは「明日は接近戦の打ち合いを期待できると思う。激しく火花が散るような激しい打ち合いをしたい」と激しい戦いを予告した。

　下馬評は王者が優勢とする見方が多い。中継するＡＢＥＭＡで行われた視聴者投票の勝利予想でも、レオの勝利が６８・９％、和毅が３１・１％とレオに軍配が上がっている。挑戦者不利の声に和毅は「まあまあ予想はみんなできますから。そこは何を言おうが、こっちのやることは一緒なんで。それを聞いたからどうするとかもないですし。やってきたことをあのリングで出して、全て出し切る。悔いのないようにやる。ただそれだけ」と意に介さなかった。