井岡一翔世界戦の前座2試合で体重超過 期限ギリギリに再計量クリア 相手不在で会見の吉良大弥「心にブレはない」
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(11日、大田区総合体育館)
前日計量が10日、都内で行われた。メインのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチは、挑戦者で元世界4階級制覇王者の井岡一翔(36)=志成=は約200グラムアンダーの51・9キロ、王者フェルナンド・マルティネス(33)=アルゼンチン=も51・9キロで一発クリア。昨年7月以来のダイレクトリマッチとなる。また、アンダーカードでは2試合で体重超過が発生したが、2時間以内の再計量でクリアした。
第4試合の110ポンド(約49・89キロ)契約8回戦では、WBA世界ライトフライ級6位の吉良大弥(21)=志成=は49・8キロで一発クリアしたものの、対戦する同級13位ジャクソン・サパタ(ベネズエラ)が予備計量で体重超過しており、減量のため公開計量の場には現れなかった。吉良は1人で会見に臨み、「オーバーの幅は大きくないということなので、明日の試合には影響がないのかなと思っている。あまり、心のブレはない」と語った。その後、サパタは再計量の期限ギリギリとなる午後2時に49・8キロでクリアした。
また、第2試合のライト級8回戦は、18歳の大胡晴哉(鉄拳8)が61・1キロでクリアしたものの、チョウ・シンキョウ(中国)が約20グラムオーバーとなったため、再計量に向けて減量に入った。




