「結婚破棄したけど100倍幸せ」元レスリング代表候補の女子プロレスラー橋本千紘が仰天告白 引退の師匠・里村明衣子に感謝「人生の恩人」

 師匠の里村明衣子(右)の引退試合の対戦相手を務め、試合後に感謝を込める橋本千紘=29日
 里村明衣子(手前)の引退試合で、最後の対戦となった師匠にコブラツイストを仕掛ける橋本千紘=29日
 里村明衣子の引退試合で里村を俵返しで引っこ抜く橋本千紘=29日
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 センダイガールズ所属の女子プロレスラー・橋本千紘(32)が30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。29日に後楽園ホールで行われた“女子プロレス界の横綱”里村明衣子(45)の引退試合の対戦相手を務めたが、「里村さん、本当にありがとうございました。人生の恩人です。これからもよろしくお願いいたします」と、入門のきっかけを与えてくれた恩人に改めて感謝を込めた。

 橋本はレスリング時代、安部学院高、日大と名門に進み、インターハイ優勝、全日本選手権3位などトップ戦線で活躍。日本代表合宿にも参加し、女子重量級のホープとして期待されていたが、大学卒業を機に引退し、15年にセンダイガールズからプロレスラーとしてデビューした。レスリング仕込みの怪力とスープレックスを武器に団体のエース格に成長し、3月には里村を撃破してセンダイガールズワールド王者となった。

 29日はタッグマッチで里村と最後に対戦したが、「15歳で仙女の入門テストを受けて、そこから『レスリングをやった方がいいよ』と言われて中学3年生で始めたレスリング。一度は仙女の入門をやめて、高校、大学に行きました。再び仙女に入るきっかけをくれたのは里村さんでした。真っ直ぐな目で、大学を卒業して結婚する予定だった私に『まだプロレスラーになる気ある?プロレスやらない?』と言って下さりました」と仰天秘話を激白。「その一言がなければ私はプロレスラーになっていません。結婚破棄はしたけど、100倍今が幸せです」と、人生の転機となった恩人に改めて感謝の念を込めた。

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