45歳後藤洋央紀、涙のIWGP初戴冠 9年ぶり9度目挑戦で悲願「亡き父に捧げます」2人の子供の前で「これがパパが目指した光景」

 9度目の挑戦で悲願のIWGP世界ヘビー級王座を戴冠し、天国の父に報告する後藤洋央紀=新日本プロレス提供
 9度目の挑戦で悲願のIWGP世界ヘビー級王座を初戴冠し、次女と長男をリングに挙げて歓喜に浸る後藤洋央紀(左)=新日本プロレス提供
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 「プロレス・新日本」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 IWGP世界ヘビー級選手権試合が行われ、後藤洋央紀(45)が、王者のザック・セイバーJr.(37)を撃破し、9度目の挑戦で悲願の初戴冠を果たした。2016年2月11日大阪府立体育館大会のオカダ・カズチカ戦に敗れて以来、9年ぶりに団体最高峰のベルトに挑戦した45歳は、8度目の失敗を乗り越えて初の栄光をつかんだ。

 大歓声に沸くリング上で涙を浮かべ、「今日の勝利を亡き父に捧げます。知っている方もたくさんいるでしょうが、俺はバカです。長男でありながら家業も継がないでプロレスラーを目指して、でもそんなバカな俺でも貫き通せばチャンピオンになれるんですよ。オヤジ、獲ったぞー」と絶叫し、天国に報告した。

 さらに、「今日、自分の息子と次女が応援に来てくれています」と2人の子供をリングに呼び込み、「よく見とけよ。これがパパが目指した光景だ」と、大観衆が後藤コールを合唱する壮観をわが子に見せて万感。「まだまだ後藤革命は始まったばかりだ」と、超満員の観客の前で45歳の大逆襲ストーリーを予告した。

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