亀田興毅氏「仕方ない」西日本ボクシング協会会長選に不運落選 27票で同数 くじ引きで決定

 西日本ボクシング協会の会長選挙が9日、神戸市内で行われ、3人が立候補した中、2019年から務める真正ジム会長の山下正人氏(62)が3選を果たした。任期は3年。フュチュールジムの平山靖会長(64)と、協会の改革を訴え、史上最年少の38歳での会長を目指した元世界3階級王者で亀田ジム会長の亀田興毅氏は落選した。

 最後はまさかの形で当選者が決まった。有効投票数68票のうち、山下氏と亀田氏がともに27票を獲得。選挙の規定で、同数の場合はくじ引きでの決定が定められており、有権者からは「決選投票じゃないの?」との声も飛んだ。2人はじゃんけんでくじを引く順番を決め、先に引いた亀田氏のくじには無情にも落選を示す『×』が記されてあった。

 亀田氏は不運にも「仕方ないでしょ。協会の会則がそうなっているんで」とさばさば。一方、山下氏は胸をなで下ろしながらも「亀田君を支持する声も多かったということ。たまたま自分の運が良かったというところで、なったからにはしっかりやらないと」と、投票結果を重く受け止めていた。

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