重岡優大が再起戦勝利も「まだ足りないところがある」 海外武者修行へ 亀田興毅氏「次は世界タイトルマッチ」とリング上で予告

 「ボクシング・10回戦」(24日、大和アリーナ)

 前WBC世界ミニマム級王者の重岡優大(27)=ワタナベ=がWBO12位のサミュエル・サルバ(27)=フィリピン=に3-0で判定勝ちし、再起戦を飾った。

 3回には右のパンチが相手の顔面にヒット。その後も攻め続け、優位に進めた。しかし「最低限の試合はできたがこれではまだ足りないところがある。良かった点も悪かった点もあった。今後、兄弟でフィリピンなど海外へ出向いて修行したい」と反省の弁を並べた。

 亀田興毅ファウンダーは「次は世界戦。(3月に敗れた)ジェルサレムと再戦できれば」と明かしたが、重岡優は「パンチを点で当てられていない。もっと強い相手は海外にいる。亀田さんは年内に世界再挑戦と言ってくれるが、それより先にやることがある」とレベルアップのために海外武者修行を敢行する意思を明確にした。

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