大仁田厚がテリー・ファンクさんの墓参り「一人前のレスラーにしてくれた兄貴」
プロレスラーの大仁田厚が10日(現地時間)、テキサス州アマリロを訪れ、昨年8月23日に死去したテリー・ファンクさんの墓地を訪れた。
大仁田は墓に花を手向け、墓石を見つめると「人は誰しも死ぬもんだけど、俺は心のどこかで、あのテリーが亡くなると思っていなかった。でもここにいるんだな」とつぶやいた。
そして、「サンタドミンゴで俺がプロモーターともめてレスラー5人くらいにボコボコにされた時、テリーに電話したら『オーニタ!すぐにアマリロ来い。俺の家に来い』って言ってくれて、空港まで迎えに来てくれた。そのまま1カ月半くらい、居候させてくれた。」と、テリーさんとの思い出をしみじみと回想。
「俺をNWA世界ジュニアヘビー級チャンピオンに挑戦させるため、推薦してくれたのはテリーだった。テリーが、俺を一人前のレスラーにしてくれた。兄貴みたいな人」と、自身にとってのテリーさんの存在を語った。
また、アマリロのダウンタウンにあるテリーさんの壁画も訪問。「地元の人に愛されて、日本でも愛されて、本当に偉大なレスラーだよ」と話していた。