ボクシング 5・6東京ドームで井上拓真に挑戦する石田匠がV宣言「後半にTKOで勝つ」

 5・6東京ドームでの井上拓真戦へ意気込む石田匠
 世界王座奪取へ意気込みを語る石田匠
 2度目の世界挑戦へ燃える石田匠。右は井岡一法会長。
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 5月6日・東京ドームでWBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)に挑戦する同級1位の石田匠(井岡)が21日、大阪市内のジムで記者会見を行い「このチャンスを必ずものにしたい。勝って世界チャンピオンになります」と堂々とV宣言をブチ上げた。

 2017年10月に英国でWBA世界スーパーフライ級王者カリッド・ヤファイに判定負けして以来、約7年ぶりにめぐってきた世界挑戦の舞台。「(再挑戦の機会は)絶対に来ると思っていた。チャンスをいただいて感謝しています。前回の世界戦とは全然違う。全てにグレードアップしている」と進化した姿を見せるつもりだ。王者・井上拓真の印象についても「特にはない。ちょっとクリンチが多いなというイメージくらい」と語る。理想の展開を聞かれ「得意の左ジャブを当てて、相手の心を折るような試合。後半でTKO勝ちしたい」ときっぱり。34年ぶりのボクシング興行となる東京ドームには一度も行ったことないそうだが、英国の試合ではカーディフのミレニアム・スタジアムで開催され約8万人規模の会場を経験している。「東京ドームで試合ができるのは正直うれしいけど、何より日本で世界戦ができるのがありがたい。ホームもアウェーもないでしょう」と意に介さない。

 バンタム級はWBAが井上拓真、WBCが中谷潤人(M・T)と日本人王者がベルトを保持。さらに5月4日に西田凌佑(六島)がIBF王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、5月6日には武居由樹(大橋)がWBO王者ジェーソン・マロニー(オーストラリア)に挑戦することが決まっており、日本人同士による団体統一戦が実現する可能性は十分にある。「ボクは逃げも隠れもしません。誰とやっても負ける気にはしない」とバンタム級頂上決戦に名乗りを上げるつもりだ。

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