井上拓真2度目の防衛戦「KOで勝つ」 2カ月強の短期間「逆にいい」尚弥と同日世界戦

 「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)

 井上拓真が9日、横浜・大橋ジムで大橋秀行会長(59)、父の井上真吾トレーナー(52)と記者会見を行った。

 世界戦では異例の2カ月強という短いスパンでの2度目の防衛戦。自身、プロでは最短の試合間隔になるが「短いと体も仕上がっている状態なので逆にいいのかな」と問題視せず、「(石田は)長身でジャブがうまい選手なので、触れさせないでやりたいボクシングをやって、最終的にKOで勝ちたい」と宣言した。

 バンタム級ではWBC王者が中谷潤人、5月4日に西田凌佑がIBF王座、同6日に同門の武居由樹がWBO王座に挑戦するため、主要4団体の王座を日本人が独占する可能性もある。拓真は「武居以外、あるやつだけ狙っていきます」と、勝利の先の統一戦に改めて意欲を見せた。

 また、当日は兄・尚弥と、2019年11月7日以来の世界戦での兄弟そろい踏みが実現する。拓真は「一緒の方が練習も切磋琢磨(せっさたくま)できますし、高め合いながらできる。同じところに向かっていける」とモチベーションが上がっていた。

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