桜庭和志と関本大介が初対決 桜庭「きつかった」関本「またぜひお願いしますよ」

 関本大介との初対決を終えて疲労困憊の桜庭和志
 桜庭和志との初対決を振り返る関本大介
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 「プロレス・ノア」(15日、後楽園ホール)

 桜庭和志(54)と大日本プロレスの関本大介(43)が初対決。3カウントフォール無し、15分一本勝負のルールで一騎打ちを行った。

 グラップリングで上を行く桜庭に、関本も強烈なチョップなどパワーで対抗。桜庭のフロントスリーパーを関本がベアハッグからのブレーンバスターで切り返すなど、両雄ならではの攻防も随所に見られた。

 12分過ぎ、桜庭がローキックの連打から三角絞めにとらえたが、リフトアップしてロープに運んで外した関本は、アルゼンチン式背骨折り。桜庭の裸絞めとの応酬が続き、最後は関本の逆エビ固めを桜庭がもぐったところでタイムアップとなった。

 疲労困憊の桜庭は「きつかった。体重が違いすぎる」とボヤキ節。アルゼンチン式背骨折りを「普通の人より体が柔らかいと思うんで少しは耐えられたけど、体重がかかっていてきつかった」と振り返り、効果的だったローキックについても「足の太さが違いすぎる」と、関本の規格外の肉体に舌を巻いていた。

 関本も「悔しいな。思うようにいかなかった。全部が封じられた。さすが百戦錬磨、世界の壁は高いですね。いい経験になりましたよ」と、ゼロ年代に世界のMMA最高峰だった桜庭の技術を痛感。「さらに練習して、技術を上回るパワーをつけます。もちろん、またぜひお願いしますよ」と、再戦を熱望していた。

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