新日&スターダム合同興行・メインのKAIRI「セミで帰らないで」岩谷「堂々と試合」
新日本プロレスとスターダムは8日、都内で合同興行「Historic X-over」(20日、有明アリーナ)の会見を開き、メインイベントのIWGP女子初代王座決定トーナメントで対戦する岩谷麻優とKAIRIが意気込みを示した。
男女の日本最大手団体による史上初の合同興行でトリを飾る一戦で激突するのは“スターダムのアイコン”岩谷麻優とスターダムから世界最大手団体WWEに羽ばたいて活躍し、今年2月にスターダムへ復帰したKAIRI。岩谷は「すごいカード、すごい選手、すばらしい興行になるであろう日に自分たちがメインイベントで大丈夫かなとかプレッシャーはあるし不安もすごい感じています。でも今まで通りの自分の試合をすれば大丈夫だと言い聞かせて全力でこのベルトを獲りにいきたい」と大役を務める心境を語った。また、スターダムの全王座を獲得するグランドスラムを達成しているが初代王者になったことがなく、「必ず初代チャンピオン、岩谷麻優の名を歴史に刻みたいと思います」と意欲を口にした。
KAIRIも歴史的興行を締めることに「数々のメインイベントを日本でもアメリカでも務めさせて参りましたが、正直、この興行のメインイベント、一番緊張しています」と武者震い。続けて、「アメリカでも数々の強いレスラーと戦ってきましたが、麻優さんほど受け身のうまい選手と出会ったことはありません。受け身がうまいイコール、ダメージを減らせる、急所を外せる、つまり強いんです。ゾンビレスラーと言われるゆえんも、やられてもやられても立ち上がる強さから来ていると思います」と岩谷を評価しつつ、「麻優さんがゾンビならば、私は踏まれても踏まれても起き上がり続ける雑草でいます。自分のキャリアと経験してきたことをすべて麻優さんにぶつけて、ものすごい試合をして、最後は立っていたいです」と好勝負を誓った。
会場にはスターダムを見たことのない新日本プロレスファンも多く駆けつけると思われる。スターダム提供試合で新日本の興行に出場したことのある岩谷は「見てもらえる機会があれば、女子プロレスってすげえなとか、スターダムって熱いな、面白いなとか思ってもらえる自信はあるので、自分たちが今までやって来たことを恥じないように、堂々と試合をしたいです」と言葉に力を込めた。
KAIRIも「麻優さんと同じ気持ちです」と同意。「WWEは元々男女混合で、男子の興行の中に女子の試合が1枠、2枠しかない環境でやって来ました。それでも、絶対負けたくないというか、私たちだっていい試合ができるんだって気持ちで、休みもリングで練習していましたし、メインイベントを女子が勝ち取ったときにはみんなで喜んだり…」と米国での経験を語り、「スターダムもそうだと思います。女性男性関係なくプロレスが大好きで、少しでもいい試合を届けたいという気持ちでやっているので、セミで帰らず、メインイベントまで見届けて下さい。頼みますよ。帰らないで」とファンに呼びかけた。



