6・26名古屋で岩谷スターズと林下QQが金網対決!アーティスト3WAY戦も実現!

 「プロレス・スターダム」(5日、後楽園ホール)

 スターダムの後楽園ホール大会は1193人の観客を動員。26日の名古屋国際会議場で予定されるビッグマッチへ向けて、各ユニットがつばぜり合いを繰り広げた。上谷沙弥、AZM、林下詩美、レディ・Cのクイーンズ・クエスト(QQ)と岩谷麻優、コグマ、葉月、羽南のスターズが激突したセミファイナルは、両ユニットが空中戦の火花。QQの上谷とAZMが場外アタックを競演すると、スターズの4人は4つのコーナー・ポスト最上段から場外へ同時ダイブで舞う圧巻のシーンを演出。最後はコグマが、回転式横入りエビ固めでAZMからフォールを奪った。

 マイクを手にしたコグマは「AZMちゃん、金網で楽しいリング遊びをしよう。26日の名古屋なら金網戦ができる」と、金網マッチを提案。昨年の12・18大阪大会のユニット・トーナメント決勝のラダーマッチでは、舞華&ひめか&なつぽいのトリオを相手にコグマがラダーから場外ダイブ、岩谷もムーンサルトを敢行して観客のド肝を抜いた。この大阪決戦の再現をアピールするコグマに対して、AZMは「私も金網やってみたかった」と賛同。上谷も「私はどこからでも飛べる。詩美さん、一緒に飛びましょう」と、金網戦を受け入れた。

 スターダムは18年4月1日に名古屋国際会議場で電流爆破バット・デスマッチ(紫雷イオ&中野たむ-花月&夏すみれ)を行っているが、金網マッチは団体史上初。今回は岩谷、コグマ、葉月組-上谷、AZM、林下組の遺恨なき金網マッチで新たな歴史が刻まれる。

 鹿島沙希、スターライト・キッド、渡辺桃の大江戸隊が保持するアーティスト王座も風雲急を告げた。この日は鹿島&桃がジュリア&舞華のドンナ・デル・モンド(DDM)と対決。ジュリアが雁之助からリモートで伝授してもらったという雁之助クラッチを繰り出し、鹿島からフォールを奪った。5・28大田区大会では舞華、ひめか、なつぽい組が鹿島の起死回生に敗れてアーティスト王座V8防衛に失敗しており、ジュリアは桜井まいを加えたトリオで王座奪回戦を要求した。

 一方、ひめか&なつぽいのDDMと対戦した朱里&MIRAIのGod‘s Eyeは、乱戦のまま両軍リングアウトのドロー劇。朱里は「DDMは手ごわい。ジュリアがアーティストに挑戦するなら、そこにGod’s Eyeが入ったらもっと面白い」と、壮麗亜美を加えたトリオでの挑戦をぶち上げた。大江戸隊、DDM、God‘sEyeの戦いが実現すればアーティスト王座戦初の3WAYマッチとなる。

 メインは中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカのコズミック・エンジェルズ(CA)とSAKI、清水ひかり、桜井裕子のカラーズが激突。「敗者相手ユニット入門マッチ」と銘打たれた対抗戦は、両軍がプライドをかけた攻防戦を繰り広げた。一進一退の戦いは17分19秒、中野が清水をバイオレット・スクリュードライバーで爆殺して決着をつけた。

 中野は「プロレスラ-の強い心を見せてもらった。連合軍としてともに戦おう」と、大同団結をアピール。SAKIは「共闘ということですよね。CAにカラーズが加われば、スターダムで一番のユニットになると思います」と、最大派閥の結成に合意した。

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