WBC ドミニカ共和国代表が1点に泣く プホルス監督「選手たちを尊重したい」事実上の頂上決戦で執念プレー連発も ソロ一発に封じ込まれる
「WBC・準決勝、ドミニカ共和国代表1-2米国代表」(15日、マイアミ)
ドミニカ共和国代表が米国に接戦の末敗れ、優勝した第3回大会以来となる決勝進出を逃した。執念の激闘も1点差に泣いた。
ドミニカは二回、カミネロがスキーンズから左中間へ先制ソロを放った。今大会15本目のアーチとなり、2009年の第2回大会でメキシコが作った大会記録(14本)を更新。歴史的な一発で試合の主導権を引き寄せたかに見えた。
しかし四回、先発のセベリーノがヘンダーソンに同点ソロを被弾。さらに1死後、2番手のG・ソトがアンソニーにセンターへ勝ち越しソロを許してしまった。
以降は五回にロドリゲスがジャッジのホームラン性の打球をジャンピングキャッチするなど、懸命の守備で大接戦を演じたドミニカ共和国代表。三回にはタティスがマルテの右前打で一気に三塁を目指し、気迫のヘッドスライディングを見せるシーンもあった。
しかし七回、1死二、三塁の絶好機を作りながらもタティス、マルテが痛恨の連続三振。ローンデポパークにはファンのタメ息が響いた。準々決勝戦の韓国戦で10-0の7回コールド勝利をマークするなど、大会を席巻してきた強力打線が米国投手陣の前に沈黙してしまった。九回も2死三塁と一打同点の好機を作ったが、ペルドモが見逃し三振に倒れ好機を生かせなかった。
試合後、プホルス監督は「すごく重要なゲームだった。ドミニカを代表した選手達を尊重したい。国全体で誇りを持ってほしい。どちらのチームが勝ってもおかしくない試合だった」と語った。
事実上の決勝戦という言葉に相応しい激闘となったが第3回大会以来、3大会ぶりの世界一はならなかった。それでも17年は2次ラウンド敗退、前回は1次ラウンド敗退の屈辱から4強進出とV字回復を果たした。MLBの一流スター選手が集結し、一致団結して立ち向かっていく姿は間違いなくファンの胸を打った。
