MIRAIが朱里に挑戦状!29日・愛知県体育館で上谷-ウナギと赤白決戦

 「プロレス・スターダム」(8日、後楽園ホール)

 女子プロレス団体「スターダム」に新加入したばかりのMIRAI(22)が、ワールド王者・朱里(32)に挑戦状をたたきつけた。ワンダー王者の上谷沙弥(25)に対してもウナギ・サヤカ(32)が挑戦を表明。両王者も受諾し、旗揚げ11周年を記念する29日の愛知県体育館大会で赤白タイトル決闘が行われることが決定的になった。また元アクトレスガールズ(AWG)の向後桃が来場し、リング上からスターダム参戦を直訴した。

 3日の年頭決戦(新宿)で新天地第1戦に臨んだMIRAIが、この日は朱里、舞華とDDMトリオを結成して白川未奈、桜井まい、月山和香のコズミック・エンジェルズと対戦。先輩2人の援護を受けたMIRAIは月山、桜井、白川に左ラリアートの連弾を浴びせて撃沈。最後は白川をミラマーレ・ショックに仕留めて自力初勝利を飾った。

 ここでMIRAIは朱里に対して「赤いベルトに挑戦させて下さい。今が最高に楽しいです。この魂を爆発させたい。1回で頂きます」と、破天荒な要求を突き付けた。朱里は「この赤いベルトは敷居が高いんだよ。それ、分かって言ってんの。気に入ったよ。挑戦、受けてやるよ。お前の実力は未知数。最高峰の赤いチャンピオンとしてお前の力を引き出してやるよ。限界超えてみろ」と、あっさり受諾した。

 朱里はまた昨年12・29両国国技館で林下詩美から奪ったワールド王座の防衛に専念したい意向を明らかにし、9度防衛しているSWA世界王座の返上を表明。「母の母国を背負って防衛してきた思い入れのあるベルト。テクラとか権利のある人たちで争ってほしい」と述べた。

 セミでは上谷が林下と共闘して中野たむ、ウナギ組と対戦。ウナギは昨年12・29両国国技館大会でも白いベルトを手中にした上谷に挑戦を要求しているが、この日も得意技の“大儀であった”を狙って奮闘。20分フルタイムで引き分けて再度アピールすると、根負けした上谷は「挑戦、受けてやるよ。久しぶりに戦ったウナギはデリシャスだった」と、受諾した。

 試合開始前には、スターダム参戦を希望する選手として向後が紹介された。リングに上がると「私は夢を持ってやってまいりました。この最高峰のリングで、いつかベルトを巻く選手になることが夢です。最大限努力することを誓います」と、意気込みを見せた。ここで“査定女”ウナギが登場。「2022年、一発目の査定試合やってやろうじゃないか」と、対戦者に名乗りを上げた。

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