MIRAI&テクラがスターダム見参!レディ・CはQQ入り

 「プロレス・スターダム」(3日、ベルサール新宿グランド)

 女子プロレス団体「スターダム」の年頭決戦は札止め430人の観衆を動員。メインはジュリアが昨年11月から出没していた怪覆面2人を帯同し、中野たむ、ウナギ・サヤカ、桜井まいのコズミック・エンジェルズと対戦した。入場時に自ら仮面を脱いだ2人の正体は、元東京女子の舞海魅星改めMIRAI(22)=昨年9・4板橋グリーンホール大会を最後に退団=と元アイスリボンでオーストリア出身のテクラ(年齢非公表)=昨年11・13大田区総合体育館大会を最後に退団=と判明した。

 テクラが変則的な動きで相手をかく乱し、MIRAIも力強いラリアートをサク裂。ジュリアは中野と張り手合戦の火花を散らした。19分34秒の激しい戦いは、テクラが桜井に毒グモ・デス・ドロップを見舞って決着。ジュリアは朱里、舞華、ひめか、なつぽいのドンナ・デル・モンド(DDM)のメンバーをリングに呼び寄せると「DDMは7人になった。スターダムを引っかき回してやる。我々、世界に弾ける女たちだ」と、豪語した。

 MIRAIは「新格闘プリンセスのMIRAIだ。このリングは世界の中心。世界の最高峰の場所だ。このリングでしっかり見せていく」と心機一転。テクラも「初めまして。毒グモ・テクラです。これからよろしく」と、意気込みを見せた。

 セミではAZM、林下詩美、上谷沙弥のクイーンズ・クエスト(QQ)が渡辺桃、鹿島沙希、フキゲンです★の大江戸隊と激突。AZMは造反劇でQQを裏切った桃を標的に猛攻。一進一退の攻防戦は、AZMが鹿島をヌメロ・ウノに仕留めて凱歌を上げた。試合後は大江戸隊の集中攻撃を受けたが、レディ・Cが駆けつけて救出した。

 AZMは「桃、なんでQQを抜けた。後楽園でお前とシングルやってやる」と、制裁を宣言。桃も「やってあげてもいいけど、またメソメソ泣くだけだよ」と、受けて立つ構えを見せた。2人の遺恨戦が、8日の後楽園ホール大会で実現することが決定的になった。

 詩美はレディ・Cに対して「さっきは助けにきてくれた。QQは戦力を補強しないといけない。QQに来ない」と勧誘。これまで無所属だったレディは「いつも試合を見て私を育ててくれたのはQQです。だれを信じるか、自分で決めます。私はQQを信じます」と答え、新メンバーとして加入することが決まった。

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