中谷潤人、12・29ゴンサレスとV2戦 村田対ゴロフキンのサポーティングカード

 ボクシングの帝拳ジムは19日、都内で会見を開き、WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35)=帝拳=とIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39)=カザフスタン=が対戦する王座統一戦(12月29日、さいたまスーパーアリーナ)のサポーティングカードとして、王者の中谷潤人(23)=M・T=が同級9位クリスチャン・ゴンサレス(22)=メキシコ=の挑戦を受けるWBO世界フライ級タイトルマッチ、2冠王者の吉野修一郎(30)=三迫=が、元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(30)=横浜光=の挑戦を受けるOPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級王座統一戦を行うと発表した。

 中谷は9月に米国で初防衛に成功して以来2度目の防衛戦。世界的ビッグマッチと同じ舞台で戦えることを「歴史的な舞台で防衛戦をさせていただけることをすごくうれしく思います」と喜んだ。

 相手のゴンザレスは戦績14勝(4KO)1敗の右ボクサーファイターで、中谷は「結構身長があるイメージ」との印象を抱く。KO勝ちが4つと少なく、数字ではパンチ力が強くない印象を与えるが、「そんなことはない。切れもありますしタイミングで当たってくれば効くパンチだと思う。成績に見合わないパンチを持っているかもしれない」と警戒を緩めなかった。

 目標の団体王座統一戦へつなげるために、「自己ベストのパフォーマンスを更新できるような試合をお見せできたら。求められているのはKO。(ファンは)倒すシーンを見たいと思うので、そういった場面を作っていけるようにしたい」とKO勝利を義務づけた。

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