新日本・SHOがイス&金的でYOH粉砕!バレットクラブ入りで“マーダーマシン”に

バレットクラブ入りしたSHO(右から2人目)左からディック東郷、EVIL、高橋裕二郎=メットライフドーム
バレットクラブ入りしたSHO(右から二人目)左はEVIL=メットライフドーム
YOH(下)を下したSHO=メットライフドーム
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 「プロレス・新日本」(4日、メットライフドーム)

 新日本が14年8月以来約7年ぶりにメットライフドーム大会を開催。同期デビューで行動を常にともにしながら、8月16日にYOHがSHOを裏切って仲間割れしたロッポンギ3Kの2人が一騎打ちし、SHOが勝利した(24分41秒、レフェリーストップ)。SHOは試合後、バレットクラブ入りの意志を示した。

 デビューから常に行動をともにしてきた2人は若手時代以来約5年8カ月ぶりの対戦。SHOは反逆の意志を示すようにコスチュームを黒を基調にしたものに一新し、挑発的な表情で入場すると、後に入場したYOHが怒りをあらわにして奇襲した。

 両者は激しくエルボーを打ち合うと、SHOが場外戦に持ち込んで、左腕を厳しく攻撃。YOHも強烈なドロップキックから反撃し、ノータッチトペコンヒーロなどの大技をたたみかけた。

 そこから2人は感情むき出しに一進一退の激戦を繰り広げ、YOHがドラゴンスープレックス2連発を繰り出そうとすると、SHOはYOHの体をレフェリーにぶつけて脱出。SHOはレフェリーが意識を失っている間にイスを持ち出し、フルスイングでYOHを殴打しようとしたが回避されてしまう。YOHは一度はイスを奪い取ったが、迷った末に手放すと、SHOがなんと金的を攻撃。さらにイスでYOHを殴打し、レフェリーを起こして押さえ込むと自らカウント2でやめ、変型の三角締めでレフェリーストップに追い込んだ。

 8月16日にYOHに対し、「オメエもう終わりだろ。引退しろや」との決別の言葉を浴びせたSHOは試合後マイクを持つと、「何度も言わせないでくださいよ。引退しろって言ってんだろ」と再び通告。さらにはリングに上がってきたEVIL、ディック東郷、高橋裕二郎らバレットクラブのメンバーと結託の意思を示すポーズを見せた。

 その後、バレットクラブのメンバーとともにインタビュースペースに現れたSHOは「YOHさんよ、負けても悔しさが沸いてこないとか、なんか言ってたな。お前、今悔しいんじゃないのか。誰よりも負けるのが悔しいんだろう。知ってるぞ。さっさとこのリングから降りて、一生負け犬のように悔しがって生きてろ」とこき下ろした。そして、EVILが「いいか、この男がマーダーマシン・SHOだ。これからよ、マーダーマシンが死体の山を築き上げていってやるからな」とSHOの加入を宣言。続けて、「そしてよ、オレら4人がバレットクラブのハウス・オブ・トーチャーだ。全員拷問の館に引きずり込んでやるよ。まずは鷹木、お前からだよ。よく覚えとけ」と、5日に挑戦するIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟へ向けて不気味なメッセージを送った。

 一方、敗れたYOHは「うあー」と絶叫し、「オレに、時間を下さい」とだけ話した。

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