新日本オカダがコロナから復活!前哨戦で鷹木に勝利「プロレスラーは超人です」

 「プロレス・新日本」(1日、後楽園ホール)

 7日の大阪城ホール大会で鷹木信悟とIWGP世界ヘビー級王座決定戦を行うオカダ・カズチカが最初で最後の前哨戦を制した。

 新型コロナウイルス感染を告白し、5月3日以来の復帰戦だったオカダ。YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀のNEVER無差別級6人タッグ王者トリオと組んで鷹木、6月2日にNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する内藤哲也、BUSHI、SANADAの4人を迎え撃った。

 病み上がりながら鷹木と激しいエルボー合戦を繰り広げ、打点の高いドロップキックを披露するなど好調をアピール。一進一退の熱戦は最後、後藤とYOSHI-HASHIが2人がかりでSANADAを捕らえ、後藤が電光石火の後藤参式で丸め込んだ。

 試合後のオカダは鷹木の挑発をクールに受け流し、リング上から場外の鷹木を見下ろす余裕の対応。バックステージでは「復帰戦だなんて思っていないですけど、間はあいたわけだし、普通に試合をしただけ」と事も無げに振り返った。

 鷹木は5月にウィル・オスプレイのIWGP世界ヘビー級王座に挑戦したものの敗れたが、オスプレイが負傷で王座を返上したため再びタイトルマッチのチャンスを手にしたことに、オカダは「相手にとって不足はない。1回挑戦して負けたとはいえ、チャンピオン(オスプレイ)がいなくなってしまった訳ですから。そのまま先頭に居座ってもおかしくないだろうし」と異論を挟まず。

 だが、「オレと対等にものが言えると思うなよ。しっかりと教えてやったろ。見てるレベルも、住んでる世界も、プロレスラーのレベルもだいぶ違うんだよ」と豪語。「こういう状況の中、しっかりとひっくり返す、いい一戦になるんじゃないかなと思います」と、急激に評価を高める鷹木にストップをかける意欲を示し、最後は「いろいろあったけども、プロレスラーは超人です」と宣言した。

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