亀田興毅会長の3150ファイトクラブ初陣はドロー 18歳・佐々木る玖、後半に失速

デビュー戦はドローに終わった3150ファイトクラブの佐々木る玖(右)=176BOX
無観客試合として「3150ファイトvol.0」が開催された176BOX
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 「ボクシング・4回戦」(22日、176BOX)

 ボクシング亀田3兄弟の長男で、元世界3階級王者の亀田興毅会長(34)が今年2月に設立した3150ファイトクラブが初興行「3150ファイトvol.0」を大阪府豊中市の176BOXで開催。緊急事態宣言下のため無観客試合で行われた。

 「世界一のプロモーターを目指す」と宣言してジムを立ち上げた興毅会長だが、初興行は苦難の船出となった。当初、今月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定していたが、大阪府への緊急事態宣言発出により延期となった。緊急事態宣言延長によるJBCからの要請を受けて、無観客試合での開催となった。

 第1試合では3月に同ジムからプロテストに合格した3選手のうち佐々木る玖(18)=3150=が登場。スーパーライト級4回戦で駒井健太(35)=神拳阪神=と対戦した。佐々木は序盤から左右のフックで思い切りよく攻めたが、大振りが影響して3回以降に急失速。ジャッジ3人全員が38-38を付けるユナニマスドローに終わり、白星発進はならなかった。

 メインイベントの56・5キロ契約8回戦では元世界2階級王者の亀田和毅(29)=3150=が、ノーランカーの三宅寛典(32)=ビッグアーム=と対戦する。

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