新日本・棚橋がオーカーン“成敗” プロレス盛り上げへ誓い「オレの仕事」
「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)
棚橋弘至がグレート‐O‐カーンを“成敗”した。かつての付け人オーカーンに試合後の暴行で古傷の左膝を徹底攻撃、罵倒され続けた棚橋が怒りの対戦要求をして実現した一戦。棚橋は左膝の痛みに耐えながらリングに立つも、花道でのボディースラム、リバースブレーンバスターなどの荒々しい攻めに苦しんだ。
だが終盤、イスをリングに持ち込んだオーカーンがアイアンクロースラムのドミネーターを見舞おうとしたが、棚橋は体を入れ替え、ツイストアンドシャウトで切り返す。そしてイスで殴打しようとしたが思いとどまり、ドラゴンスープレックスから、背面と正面へのハイフライフロー連発で葬った。
貫禄を見せた棚橋は「強いっすよ」とその実力を評価し、「彼との戦いは続いていきますよ。そんな気がします」と今後に期待。そして、コロナ禍との戦いが続く中、「もう一回、プロレスを盛り上げます。残りのキャリア全部使ってでも。最後って言いたくないけど、オレの仕事だと思います」と熱く誓った。