井上、カシメロの挑発に怒り「度が過ぎている」 対戦の可能性も示唆

 10月31日に米ラスベガスでの防衛戦に成功したWBA、IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥=大橋=が8日、フジテレビ系「ワイドナショー」にリモート出演し、WBO世界バンタム級王者のジョンリール・カシメロ=フィリピン=への敵意を示した。

 今後の目標などについて尋ねられた井上は「バンタム級に居る限りは」と前置きした上で、カシメロ、12月に対戦するWBC王者・ウバーリとドネアの勝者を当面のターゲットとした。さらに「カシメロの挑発が度が過ぎてるんで」と本音をポロリとこぼした。

 松本が「『逃げてる』とか言ってくるんですよね」と解説すると、井上は「『亀だ』とか『逃げてる』とか、挑発に本当にスポーツマンシップがないんで、1回ちょっとやりたいなっていうのは思ってます」とコメント。口調そのものは冷静だったが、にじみ出る怒りに、スタジオも苦笑いだった。

 松本が「珍しく怒ってるなぁ。煮えたぎってる」と突っ込むと、井上は「度が過ぎてるんですよ。ツイッターに書き込んできたりとか…」と挑発にも手が込んでいることを告白。「カシメロがベルトを持ってなければ無視するんですけど、4団体統一するには必要なベルトを持ってるんで。ベルトを持ってなければ興味はないですよ」と、単に感情だけでなく、対戦する理由があることも強調していた。

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