王者・京口紘人 リーチ6センチ劣勢も「気になる材料ではない」

 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(3日、インテックス大阪)

 予備検診が大阪市内で行われ、スーパー王者の京口紘人(26)=ワタナベ=と挑戦者で同級10位タノンサック・シムシー(20)=タイ=はともに異常なしと診断された。

 京口にとっては昨年10月以来の試合となる。初対面の挑戦者について「何となく緊張している感じ。自分も世界初挑戦の時はもっと緊張していた」と印象を語った。

 身長では2センチ上回った一方で、リーチでは6センチ劣勢となったが「上の階級の選手とスパーをやってきたので特に気になる材料ではない」と意に介さない。昨夏からフィジカルトレーニングに取り込んでおり「スパーリングで成果を感じている」と効果を実感している。

 日本時間1日には盟友でもあるWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(大橋)がWBA同級2位ジェーソン・モロニー(オーストラリア)との防衛戦を行っているが、「見ない。結果だけ(確認する)」と自身の戦いに集中する。

 世界初挑戦のタノンサックは「ちょっと緊張している」と認めた上で、京口について「緊張していない感じに見えた。体を見ても強そう」と警戒した。

 リーチでは優位に立ち「自分が上回ったところを生かして戦いたい。リラックスして練習できている。調子はいい」と王座奪取へ自信ものぞかせた。

 戦績は京口が14勝(9KO)、タノサックが14勝(12KO)で無敗同士の対戦となる。

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