元十両貴ノ富士、RIZIN・榊原CEOと面談へ 暴力問題で昨年引退
総合格闘技のRIZINは9日、都内で次回大会(8月9、10日に横浜市・ぴあアリーナMM)対戦カード発表会見を開き、榊原信行CEOが暴力問題などで昨年引退し、今月に格闘家転向を表明したことが報じられた元大相撲十両貴ノ富士の上山剛氏(23)と近日中に会談することを明かした。
上山氏はRIZIN出場を目指していると報じられており、榊原CEOは「近々に会うと思う。ラブコールを受けているので、一度は会って話をしてみようと思う」と明言。
だが、RIZINでは元大関把瑠都、元幕内大砂嵐ら大相撲出身者が参戦したものの、目立った成績を残せずに去っており、「相撲界の人には裏切られることが多い。総合格闘技に力士は向いていないんだろうなと。すり足とか体力とか、フィニッシュがない」と懐疑的な考えを示しながらも、「まだ若いので、精進できる忍耐力があるか、とは思いますね」との若干の期待も寄せた。