井岡一翔と比嘉大吾が新設ジム移籍 会長は元日本王者・木谷氏、試合中継TBS予定

 ボクシングのWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(31)と、元WBCフライ級王者・比嘉大吾(24)が、このほど開設されるジムに所属することが決まった。名称は未定。元日本スーパーフライ級王者でオザキジムを率いた木谷卓也さん(47)が会長を務め、ライセンスも同ジムのものを使用する。

 世界4階級制覇の井岡は、所属していたReason大貴(現DANGAN・AOKI)ジムと円満移籍で合意済み。デビュー15連続KOの日本記録を持つ比嘉は、今年3月に白井・具志堅スポーツジム(7月末で閉鎖予定)との契約を更新せずにフリーとなっており、移籍の障害はない。移籍届、ジム名変更届は近日中に提出される。

 練習場は将来的に首都圏での開設を計画しているが、井岡も、比嘉も、以前から既存のジムにとらわれずに独自でトレーニングしており、支障はない。また、プロ入りから18年まで比嘉とコンビを組んだ野木丈司トレーナー(60)も同ジムに加入し、師弟コンビが復活する見込みだ。

 比嘉は今年2月に行われた1年10カ月ぶりの再起戦でモチベーションの低下を口にしていたが、フリーになった後は心機一転し、調子も上げているという。

 井岡は世界3階級制覇・田中恒成(畑中)とのビッグマッチを交渉中で、比嘉は9月に移籍初戦を計画中。両試合のテレビ中継はTBSが行う予定となっている。

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