福永がTKO初タイトル!強打の王者に連打浴びせた!!
「デイリー後援・ボクシング・WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座戦」(14日、後楽園ホール)
福永亮次(角海老宝石)が初のタイトルを獲得した。木村翔(花形)の持つ世界王座に挑戦し、井上拓真(大橋)をダウンさせた経験もある強打の王者サルダールに対し足を使うも序盤は劣勢。だが、5回から木村翔戦を見て研究したというガード固めて前進し、ボディーを狙う戦法に切り替えた。7回に連打でダウンを奪うと、コーナーに追い詰めてストップを呼んだ。
世界ランク入りを濃厚にした価値ある勝利にも「レベルが低すぎる。もっと練習せんと」と苦笑。「試合でやってきたことを出せるようになりたい」と反省した。それでも、エディタウンゼント、宮田とジム移籍を経て、角海老宝石での2戦目で手にしたベルト。宮田ジムでの同門で、10日後に第1子誕生予定の田部井要トレーナーへのお祝いにもなった。