ノア・拳王 度重なる体制変更「こりごりなんだよ!」元親会社には感謝

 「プロレス・ノア」(30日、後楽園ホール)

 前日にIT企業サイバーエージェントの100%子会社になることが発表されてから初の大会が行われ、反体制ユニット「金剛」を率いる拳王が同社にかみつき、前親会社のリデット・エンターテインメント社に感謝した。

 拳王は金剛のメンバーのマサ北宮、稲村愛輝、覇王、仁王と組み、副社長となる丸藤正道、清宮海斗、田中稔、熊野準、宮脇純太組と対戦。丸藤と口論をする場面も見せ、最後は自らダイビングフットスタンプのPFSで宮脇を葬った。

 試合後はマイクを持つと、度重なる体制変更に、「もう親会社が変わったとか、そういうニュースはこりごりなんだよ!オレたちプロレスラーはリングの上で結果を出すんだ。フロントなんて関係ねえんだよ!」とアジテーションを展開。続けて、「一言だけ言わせてくれ。ノアのブランド力は去年めちゃくちゃ高くなったよな。元親会社のリデット・エンターテインメントに言いたいことがあるぞ。ノアのために強烈な努力をいただき、誠にありがとうございます」と、同社の社旗に向かって礼をすると、大きな拍手が送られた。

 さらに、「今後はな、俺の夢、てめえらクソ野郎どもの夢をかなえるのは、サイバーエージェントでもねえぞ。ましてや高木三四郎(新社長)でもねえんだよ。てめえらクソ野郎どもの夢をかなえるのは、オレたち金剛だ」と宣言。バックステージでも「親会社が何回変わってんだ。そんなこと、うんざりなんだよ。これからはオレたち金剛についてこい」とアピールした。

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