阪神・伏見 虎投の“全容解明”へ すでに昨季の試合「9月中旬まで見た」新天地春季Cで球筋覚えて性格も学ぶ
日本ハムからトレードで阪神に移籍した伏見寅威捕手(35)が23日、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムで自主トレを公開し、虎投手陣の“全容解明”に向けて万全の準備でキャンプに臨む考えを明かした。また、自身初のベストナイン、ゴールデングラブ賞を目標に掲げ、2月8日の古巣・日本ハムとの練習試合(名護)にも出場意欲を見せた。
35歳で迎えた新天地。移籍が決まってまだ2カ月強だが、伏見の頭の中には既に猛虎投手陣の全容が見えてきている。昨年11月の「最優秀バッテリー賞」表彰式で「(昨季の阪神の試合を)全試合見ようと思っています」と宣言。あれから2カ月、現在の進捗(しんちょく)状況について「9月中旬(の試合)まで見たんで、もう余裕ですね」とニヤリ。「常にロースコアで抑えていて、すごいなと思いました」と投手陣にうなった。
2月の春季キャンプは1軍にあたる宜野座組スタート。投手陣の“全容解明”に向け「(全投手を)受けなきゃいけないと思ってます。支配下、育成に関係なく。球筋を覚えて、サインを覚えて、性格を把握して…長くなると思います」と、時間をかけて各投手をひもといていく。
WBC日本代表に選出された正捕手の坂本が2月14日から行われる日本代表の宮崎合宿でチームを離れる。坂本不在の期間は、ベテラン捕手として役割がより大きくなる。伏見は「その期間が自分にとって大事になる。どんどんアピールしていけたら」と貪欲な姿勢。今年初の対外試合となる同8日の日本ハムとの練習試合出場にも「もう敵なんで。勝てるように頑張ろうって感じですかね」と意欲を見せた。
大きな目標も掲げた。「ゴールデングラブ賞、ベストナインを取りたい。そういう思いで毎年シーズンインしていますけど取れていない。何とか取りたい思い」。まだ手にしたことがないタイトルに向け、この日はキャッチボールやティー打撃など約3時間、汗を流した。「僕の中ではシーズンオフと捉えていない。明日『試合出ろ』って言われても出られるように。そういう体づくりを」と、現在の取り組みを明かした。
連覇を目指す猛虎に加わった“寅”はプロ14年目で初めてセ・リーグに身を置く。「パ・リーグでずっとやってきたので(その経験を)チームに還元したい。(培ってきたものが)合っているのか、その答え合わせが始まると思います」。パ・リーグの野球を熟知したベテランが連覇への重要なピースとなる。
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