元大関が驚愕「とんでもない精神力だな」 場所中に締め込み変更の安青錦に言及 「優勝争いをしてる中で変えるのは過去にいなかったんじゃないか」
23日に大相撲初場所13日目のNHKラジオ中継で解説を務めた元大関貴景勝の湊川親方が、場所中に締め込みを群青色から黒色に変更した大関安青錦についてその精神力を絶賛する場面があった。
安青錦は前日の12日目にまわしの色を変更。湊川親方は「自分は昨日見ていて『あれ?今場所、黒だったっけ?』と。モニターを横から見てるのでちゃんと見てなかったなと思ってたら、昨日変えたって聞いて、そうだよな」と大関の変化に一瞬、戸惑ったと明かした。
その上で「場所中に締め込みを変えるのは流れが悪いときとか、何か験直しじゃないが、そういうときに変える力士は見たことがあるが」とし、「優勝争いして、なおかつトップを走っている時に締め込みを変えるというのは、とんでもない精神力だな」とそのメンタルの強さに驚愕した。
それも「まわしは皆さまが思っている以上に感触が全然違う。新しいまわしは」という理由からだ。「使いこなしたまわしは硬さも違うし、体の馴染み具合も違う。なので腰の割り方がしっくりするのも、なかなか期間がいる」と変えたまわしを本番で使うにはそれなりに時間がかかるのだと説明した。
実況アナから安青錦は4日前から馴染ませ、かつ師匠の安治川親方(元安美錦)から譲り受けたものだと聞くと「そうなんですね。そういう思いもあって今場所変えたのかもわからないですね」と納得。それでも「なかなか場所中に、優勝争いをしている中で締め込みを変えるのは、過去にいなかったんじゃないかと思いますね」と続けた。
この日は結びの一番で横綱豊昇龍に上手投げで勝ち、11勝2敗で単独トップを守った安青錦。その相撲内容についても「良かったですね。横綱も立ち合いはよかったが、大関も力が強い。差されかかったが前傾姿勢を崩さず、先に横綱を一瞬引かせた。ここで逆襲の右の突きもよかったし、流れるように基本に忠実な攻めができた。本当にいい相撲だった」と絶賛した。





