スターダムの葉月が12・24後楽園で引退「あと1カ月、堪能してください」
「プロレス・スターダム」(24日、新木場1st RING)
スターダムの大江戸隊メンバーで元ハイスピード王者・葉月(22)=本名非公表=が引退を表明。年内最終戦となる12月24日の後楽園ホール大会で惜別試合を行うことが決まった。
事業譲渡にともない12月から新体制に移行するスターダムにとってこの日は現体制最後の興行で、葉月は花月(27)、夏すみれ(27)とのトリオで岩谷麻優(26)、鹿島沙希(26)、里歩(22)組と対戦。鹿島を垂直落下式ブレーンバスターで下すと「重大発表があります」と、年内の引退を告げた。
背景には団体内のトラブルも影響しているようで「話さないでいいこともある」と、引退理由については言及を避け「あと1カ月、葉月様を堪能して下さい」とした。
5期生の葉月は、14年7月にはづき蓮王のリングネームでデビュー。同年の新人王となったが、15年8月に家庭の事情で福岡に帰郷してリング生活を一時断念した。
しかし16年11月、HZK(はづき)として1年3カ月ぶり復帰。クイーンズ・クエストでは紫雷イオらとアーティスト王座に4度就いた。18年4月、チーム編成ドラフトで大江戸隊入りしたのを機に葉月に改名。ヒールとして人気を集め、同年12月に第16代ハイスピード王座に戴冠すると今年7月まで歴代2位の8連続防衛を果たした。