井上尚弥の新相棒はドネアそっくり「めちゃくちゃ練習になる」
「ボクシング・WBSS決勝、WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)
井上尚弥(26)=大橋=と弟の拓真(23)=大橋=が4日、都内の所属ジムで練習を公開した。
尚弥は、所属ジムの大橋秀行会長が「ドネアにそっくり。特に左フック」と評価する新パートナーのWBO世界スーパーバンタム級2位アルバート・パガラ(フィリピン)に好感触。この日は拳を交えなかったが、前日に4回のスパーリングを行い、「めちゃくちゃ練習になる。強いですよ。圧のかけ方とか、カウンターの取り方はフィリピン人独特のものがある」と大歓迎した。
スパーリングは大橋会長によると「パガラも強かったけど、圧倒だよね。すごかった」という好内容だった。
パガラは昨年にドネアと6回のスパーリングを行ったこともあり、「イノウエはとても強くて速い。フットワークもバランスもナイス。パワーはドネアより上」と絶賛。だが、尚弥とドネアのどちらが勝つかを聞かれると、「フィフティーフィフティーだね」とごまかした。