激闘の京口紘人は年内休養「ダメージのたまる試合」来年に拳四朗との統一戦目指す

 3ー0の判定勝ちで王座防衛に成功した京口紘人(撮影・高石航平)
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 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(1日、エディオンアリーナ大阪)

 同級スーパー王者の京口紘人(25)=ワタナベ=が3-0(115-112、116-111、117-110)の判定で、同級1位の久田哲也(34)=ハラダ=を下し、2度目の防衛に成功した。

 背水の覚悟で挑んできた挑戦者との打撃戦を制した京口。2回に右ストレートで先にぐらつかされたが、9回に右フックでダウンを奪い、試合を決定づけた。「ダウンした時は決められると思ったが、しのがれましたね」とKOを逃した悔しさも浮かべた。

 セコンドからは後半フットワークを使うよう指示も出た。しかし「変に距離を取ってペースを取られるのは嫌だった」と最後まで打撃戦に応じた。

 その結果は「ダメージのたまる試合」と認める消耗戦。「しばらく休んで来年に皆さんが望むビッグマッチに向かいたい」と年内休養を宣言した。かねてから希望するWBC世界同級王者・拳四朗(BMB)との統一戦は来年に実現を目指す。

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