新日本・SANADA オカダ以上の声援で前哨戦白星発進「後楽園が好きです」
「プロレス・新日本」(4日、後楽園ホール)
10月14日に両国国技館大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦するSANADAが、最初の前哨戦で白星スタートを決めた。
SANADAはヘビー級に転向した鷹木信悟と組んで、22日の神戸大会で鷹木と一騎打ちする後藤洋央紀と組んだオカダと激突。オカダを上回る声援を受けて、一進一退の攻防を繰り広げた。終盤には後藤の牛殺しを浴びるなど攻め込まれたが、最後は後藤のGTRを体を入れ替えて逃れ、オコーナーブリッジで丸め込んだ。
試合後はしばしオカダとにらみ合いを展開。そのまま花道を引き揚げたが、大声援に応えてリングに戻り、「これだけは言っておくけど、文京区で一番、ここ後楽園ホールが好きです」と得意のせりふを決めてファンを喜ばせた。
一方のオカダは「SANADAさん、今年もう4回目(の対戦)ですか。全然飽きが来ないよ。両国、楽しみにしてます」と余裕を漂わせた。