小西伶弥、令和初の世界王者へ計量一発クリア「過去イチのコンディション」

前日計量を一発でパスし、ガッツポーズする小西伶弥=ポートピアホテル(撮影・佐藤厚)
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 「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、神戸ポートピアホテル)

 公式計量が18日、試合会場となる神戸ポートピアホテルで行われ、王者フェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=は300グラムアンダーの48・6キロ、挑戦者で同級3位の小西伶弥(25)=真正=は48・8キロでともに一発クリアした。

 昨年3月のWBA世界ライトフライ級王座決定戦でカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に判定負けして以来、2度目の世界挑戦の小西は元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏などを指導したフィジカルトレーナー・土居進氏のアドバイスを受け、糖質や炭水化物を取りながらトレーニングで体重を落とす新たな減量法に着手。「いつもは当日朝ギリギリまで減量に苦しむが、2日前にはリミットにいった。今日もバナナ3本、うどん1玉食べてきました。過去イチのコンディションです」と王座奪取に自信を見せた。

 王者アルバラードは13年大みそかにWBA世界同級王者・井岡一翔に判定負けして以来の日本のリング。「コンディションは非常に満足している。十分トレーニングを積んできたし、勝つ自信はある」と必勝を誓った。

 神戸市灘区出身の小西は、勝てば佐藤修(協栄)以来17年ぶり2人目となる神戸市出身の世界王者誕生となる。令和となって日本選手初の王者誕生もかかる。戦績はアルバラードが34勝(30KO)2敗、小西が17勝(7KO)1敗。

 【IBF世界ライトフライ級タイトルマッチオフィシャル】

 ▽レフェリー 染谷路朗(日本)

 ▽ジャッジ ジル・ロビエゴ・ゴー(フィリピン)、アダム・ハイト(オーストラリア)、野田昌宏(日本)

 ▽立会人 安河内剛(日本)

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