令和の時代にレイヤが勝つ!小西伶弥「僕のための年」地元・神戸で王座奪取誓う
「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、神戸ポートピアホテル)
新時代の王者として、歴史に名を刻む。予備検診と調印式が17日、試合会場の神戸ポートピアホテルで行われ、王者フェリックス・アルバラード(30)=ニカラグア=に挑む、挑戦者で同級3位の小西伶弥(25)=真正=が令和初となる世界王座奪取を誓った。
所属ジムの山下会長が「レイの字は違うが『令和の時代に伶弥が勝つ』をキャッチフレーズに頑張りたい」と思いを込めれば、小西も「僕のためにある年やと思って、名前の通り勝つ」と応えた。
小西にとって2度目の世界挑戦となる。周囲への感謝を何度も語り「人生を懸けて練習を積んできた。前の世界戦よりはるかに強い気持ちを持っている」と決意をにじませた。
神戸市灘区出身。勝てば佐藤修(協栄)以来17年ぶり2人目となる神戸市出身の世界王者誕生となる。「こんな僕でも努力を続ければ世界チャンピオンになれると証明したい」。地元戴冠で新たな時代を切り開く。