田口良一 進退は明言せず「まだどうしようか…」大差判定で世界戦連敗

9回、田口良一(左)にパンチを浴びせる田中恒成=岐阜メモリアルセンター
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 「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(16日、岐阜メモリアルセンター・で愛ドーム)

 王者・田中恒成(23)=畑中=が3-0(117-111×2、119-109)の判定で、同級4位・田口良一(32)=ワタナベ=を退け、初防衛に成功した。

 WBA・IBF世界ライトフライ級統一王座を失った昨年5月のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)戦以来となる試合に臨んだ田口だったが、大差判定で2階級制覇に失敗した。「教えてもらったことをもっと出せたと思ったんですが、実力が不足していた」と完敗を認めた。

 初回から積極的に仕掛け、3回には右フックで田中のバランスを崩す場面もあったが、4回以降は田中の機動力と手数に防戦。ダウンこそ拒んだが、判定は結果を聞くまでもないものとなった。「田中君は気持ちが強かった」と9歳下のライバルをたたえた。

 ジムの先輩王者でもある元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏は「(練習で)ずいぶん追い込んでいたんですけどね。前回スロースターターだったので、今回自分から先にと、練習で考えたのでしょうが」と残念がった。

 これで世界戦連敗。プロ33戦目を終えた32歳は今後について「まだどうしようか(分からない)」と明言しなかった。

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