“ヒト科女子最強”ギャビ圧勝!体重オーバーの汚名返上も因縁の神取忍が対戦要求

勝利したギャビ・ガルシア(右)に対戦を要求する神取忍=さいたまスーパーアリーナ
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 「RIZIN.14」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 分厚い筋肉で覆われた規格外の肉体を持ち、“霊長類ヒト科女子最強”と呼ばれるギャビ・ガルシア(33)=ブラジル=が、汚名返上の白星を挙げた。

 昨年末の大会でプロレスラーの神取忍と対戦予定だったが、12・7キロという歴史的とも言える大幅体重超過で失格となり、大会当日のリング上でファンに土下座で謝罪。この日が昨年7月以来のRIZIN参戦だった。

 ぜい肉をそぎ落とした肉体でリングに上がったギャビは、同じブラジル出身でキックボクシングのタイトル保持者バーバラ・ネポムセーノ(28)に対し、開始から重い打撃で優位に立ち、得意の寝技に持ち込むと極太の腕でアームロックを決め、2分35秒で仕留めた。

 だが、リング上で復活勝利の喜びに浸っているところに、因縁の神取忍が血相を変えて登場。取り巻きの女子プロレスラーに制止されながらも、「やってやるぞ、この野郎、逃げてんじゃねーぞ」と大声で対戦を要求した。

 しかし、ギャビは「私は神取さんを心から尊敬しています」と涼しい顔。「私も戦う用意があります。誰からも逃げません」と受諾した。

 インタビューでもギャビは「私は相手を選ばない。やれと言われた相手とやります」と強調。しかし、「私と戦うにはそれ相応の覚悟が必要。やりたいという人はたくさんいますが、最後の最後で逃げる人が多い。リングに上がって戦うのは別」と不敵な笑みを浮かべ、「私はいつでも、どこでも、誰とでもやる」と宣言した。

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