ももクロ応援も…飯塚高史は更生せず 引退試合で敗北、天山の握手応じるも即暴行

 友情Tシャツの着用を求める天山広吉(右)の要求を拒む飯塚高史
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 「プロレス・新日本」(21日、後楽園ホール)

 “クレイジー坊主”飯塚高史が引退試合で敗北。約33年のレスラー生活をセレモニーなしの異例の形で終えた。元友情タッグの相棒で飯塚の更正を呼びかけている天山と6人タッグで対戦。アイドルグループももいろクローバーZも観戦する中、狂乱ファイトにビクトル式ヒザ十字固め、胴締め裸絞めなど悪役転向前の得意技も繰り出して観衆を沸かせたが、最後は天山に月面水爆で葬られた。

 試合後は友情Tシャツを見せて説得する天山の握手の求めに戸惑いながら応じるも即暴行。鋼鉄ツメも発射するなど大暴れし、セレモニーも鈴木みのるが勝手に10カウントゴングを打ち鳴らす中、最後まで言葉を発することなく去っていった。

 一方、更正に失敗した天山は「本人がやめるというならどうしようもない。ただ、もったいない。もう一回夢見たかった」と悔しさいっぱい。「もう2度とオレの前に姿を現すな」と吐き捨てた。

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