レジェンド山本を一撃KOの20歳・里見「Sフェザー級の一番でいたい」

 21日に後楽園ホールで開催されたKrushの10周年大会「Krush.95」で、旗揚げ戦にも出場したレジェンド・山本真弘(35)を一撃KOに沈めた里見柚己(20)が22日、都内で行われた一夜明け会見に出席した。

 里見はかつて世界最大のキックボクシング団体だったイッツ・ショータイム(消滅)の世界王者にも君臨した山本と、メインイベントで激突。2回1分59秒、左ストレート一発でKO勝ちした。

 里見は「やりづらかった。動きも独特で技も見切られている感じで。1ラウンドはちょっと焦っちゃいましたね。結果的に倒せたんですけど、全然まだまだだなと思います」と反省した。

 山本の印象は「最初向き合った時に一気に来るなって気持ちが伝わってきました。戦ってみてすごく経験を積んでいるレジェンドの選手だなと思いました」というもの。フィニッシュの左は「自然に出ましたね。いつも左で倒す時は感触がないんで。山本選手は3ノックダウンとかスタンディングダウンが多くて一発で倒れるイメージはなかった。一発で倒せたのは自信になりました」と振り返った。

 記念大会のメインをKOで締めた里見に、宮田充プロデューサーも「メインを任せて良かった。欲深く強くなってほしいし、どんどん強い相手をぶつけていきたい」と期待大。里見は「下の世代にも負けたくないし、ベテランも倒していく。スーパーフェザー級の一番でいたい」と、天下取りを誓っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス