新日本・タイチの遅刻挑発に後藤が憤慨「本物のザコ」

 「プロレス・新日本」(8日、後楽園ホール)

 17日の大分・別府ビーコンプラザ大会で行われるNEVER無差別級選手権試合の調印式が公開形式で行われ、2度目の防衛がかかる王者の後藤洋央紀と挑戦者のタイチが激しい挑発合戦を繰り広げた。

 先にタイチの入場曲が流れたものの、タイチは姿を見せず、司会は「まだ到着していません」と説明。続いて後藤が入場し、調印書にサインを求められたが不快感をあらわにしながら、「(タイチが)いないじゃないですか。意味あります、これ?オレ、別にやらなくてもいいです。やめだ。なしです」と拒否して去ろうとした。

 すると、タイチがわざとらしく頭をかきながら登場。「悪い悪い、ちょっと副業が忙しくてな」と適当に謝罪し、「こんなくだらねえの、すっぽかしてやろうと思ったけど、そういうことするとG1(クライマックス)外されたりするからな」と憎まれ口を並べた。

 続けて、「G1を外された男が、このクソザコが挑戦表明しています。オレは何にもできねえ、何も出られねえザコだよ。そのザコの挑戦、受けてくれますよね」と自虐的な言葉で要求し、調印書にサイン。後藤も「いいだろう、本物のザコだってことを証明してあげますから。お前がなぜG1に出られなかったのか、オレがなぜNEVER王者なのか、しっかり教えてやる」と受け入れ、調印書にサインした。

 だが、その後、タイチが態度を豹変。「書いたな、このクソチャンピオン。テメエが価値を下げまくったそのベルト。メインイベントも張れねえクソチャンピオン。書いたらもう逃げられねえぞ」と口汚くタイトルマッチ成立を訴え、「お前はもう無理だ。チャンスはねえ。オレがそのベルトを引っぺがして、お前は田口ジャパンにでも入って、余生を静かに暮らせ」とこき下ろした。

 これに後藤は「田口ジャパン、オレが遊びでやってると思うのか。それは心外だな」と憤慨。だが、「でもよ、コイツになら遊んでても勝てるぜ」とたんかを切ると、観衆から大きな拍手が送られた。

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