今月、２年ぶりに現役復帰したミスター・シュートボクシング（ＳＢ）こと宍戸大樹（シーザージム）が、６月１０日に東京・後楽園ホールで開催される「ＳＨＯＯＴ　ＢＯＸＩＮＧ　２０１８　ａｃｔ．３」に連続参戦することが２５日、発表された。

　宍戸は長期にわたって７０ｋｇのトップ戦線で世界の強豪と死闘を展開し、２０１６年４月に引退。今月の後楽園大会で電撃復帰し、馮本汝（香港）を判定で破ってカムバックを飾っている。

　ＳＢ日本スーパーライト級王者・海人（ＴＥＡＭ　Ｆ．Ｏ．Ｄ）、ＳＢ日本スーパーフェザー級王者・村田聖明（シーザージム）の参戦も決定した。

　海人は昨年１１月の王座決定トーナメント１回戦で元ＤＥＥＰ☆ＫＩＣＫ６５ｋｇ級王者・憂也、決勝戦でＷＢＣムエタイ日本統一ウエルター級王者・健太を撃破して王座を獲得。今年２月の後楽園大会ではＳＢ世界スーパーライト級王者・鈴木博昭を３度破っているＳＢキラー、タップロン・ハーデスワークアウトを４ＲＫＯで、今月の後楽園大会ではＲＩＳＥライト級王者・不可思を４ＲＴＫＯで葬り、６連勝中と勢いに乗っている。

　村田は２月大会でＳＢ日本フェザー級王者・深田一樹との王者対決を制するなど９連勝中とこちらも絶好調。宍戸、海人、村田とも、対戦相手は調整中となっている。

　また、５月の愛知大会から開幕するＳＢ日本スーパーバンタム級次期挑戦者決定トーナメントは、内藤大樹の王座返上を受け、王座決定トーナメントに変更。今大会では伏見和之（シーザー力道場）－竹野元稀（風吹ジム）、内藤凌太（ストライキングジムＡｒｅｓ）－笠原友希（シーザージム）の１回戦２試合が行われる。