“モンスター”尚弥に「超大型賞金戦」参戦オファー 夢のトーナメントへ闘志

 「ボクシング・WBA世界バンダム級タイトルマッチ」(5月25日、大田区総合体育館)

 3階級制覇を狙う井上尚弥(25)=大橋=が24日、賞金総額5000万ドル(約54億5000万円)の超大型トーナメント「ワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)」から参戦の正式オファーが届いたと明かした。「WBSSから正式なオファーが来ました。すべては次、勝てばですけど」とギラリと目を光らせた。

 WBSSは、英米の大物プロモーターが昨年スタートさせた各階級最強決定戦。現在はクルーザー級とスーパーミドル級が進行中で、軽量級も計画されている。主要4団体のランキング15位以内の選手に出場資格があり、第1回のクルーザー級には王者4人が顔をそろえた。米国デビューを果たした日本の“モンスター”も、その大舞台に挑むという未来図に闘志を抑えられない。

 この日は横浜市内の所属ジムで4ラウンドのスパーリングを行い、大柄なパートナーを左ボディーやカウンターで圧倒した。「当たり負けはしないし、どの距離でもやれる準備はできた」と井上尚。バンタム級対策も万全な「モンスター」は3階級制覇から夢のトーナメントへと突っ走る。

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