井上尚弥が狙うWBAバンタム級に新たな王者誕生? 暫定王者を認定

 ボクシングの前WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24)=大橋=が3階級制覇を懸けて挑むWBA世界バンタム級で、新たに暫定王者が認定されたことが3日までに明らかになった。井上は5月25日に大田区総合体育館で同級正規王者のジェイミー・マクドネル(32)=英国=に挑戦する。

 WBAが発表した最新ランキング(3月31日付)では、バンタム級で統一王者にライアン・バーネット(英国)と正規王者にマクドネルを認定。さらには、1位に暫定王者としてレイマート・カバリョ(フィリピン)と3人の王者の名が記載された。

 前回のランキングで同級5位だったカバリョは、3月23日に当時同級4位のステフォン・ヤング(米国)に判定勝ちしており、これが暫定王座決定戦として認められたことになる。カバリョは暫定王者に認定されると同時に1位にランクを上げ、それまで1位だった井上は2位となった。

 WBAはメンドサ会長が「1階級に1人の王者」とする方針を示し、一時はその流れに向かっていたが、ここにきて王者乱立にまた逆行を始めている。

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