タッグ王者EVILが左眼窩底骨折から復活星「ベルトの価値を爆発的に上げる」

復帰戦を勝利で飾るEVIL=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)

 SANADAとIWGPタッグ王座を保持し、左眼窩(がんか)底骨折のため今月から欠場していたEVILが約1カ月ぶりに復帰。10人タッグ戦で自らフォールを奪って勝利した。

 EVILはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の内藤哲也、SANADA、BUSHI、高橋ヒロムと組み、鈴木軍の鈴木みのる、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、金丸義信、エル・デスペラード組と対戦。LIJは鈴木軍の場外戦などのラフ殺法に苦しめられたものの、EVILは終盤に金丸との一騎打ちに持ち込む。

 タッグ王座を虎視眈々(たんたん)と狙うスミスJr.とアーチャーにカットに入られ、合体技キラーボムをかけられそうになる危機に陥ったが、SANADAが助太刀に入り、2人をプランチャで排除。最後は必殺技EVILで金丸を葬った。

 インタビューでは久しぶりに暗闇節を全開。「EVILイズ・バック・ヒア(EVILがここに帰ってきた)」と絶叫すると、「このリングに、このオレ、EVILが帰ってきたからには、ダークネスワールドをお前ら全員に見せつけてやる。そして、このベルトの価値を爆発的に上げてやる。よく覚えとけ」と再進撃を宣言した。

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