67歳ドス・カラス、次男と編隊飛行で勝利!初代虎との夢対決を熱望

 「プロレス・リアルジャパン」(29日、後楽園ホール)

 兄のミル・マスカラスとともに一世を風靡(ふうび)したメキシコの覆面レスラー、“飛鳥仮面”ドス・カラス(67)が初来日した次男ドス・カラスJr.と編隊飛行を見せて勝利を収めた。

 ドス・カラス親子は藤波辰爾の長男LEONAがマスクを着用したセニョール・レオナとトリオを結成し、メキシカントリオのレイ・アンヘル、エル・ペロ・デル・アキータ、トスカーノ組と3本勝負で激突。ドス・カラスはまずグラウンドで年齢を感じさせないなめらかな動きを見せて主導権を握り、十八番のフライングクロスチョップを繰り出して観衆からやんやの喝采を浴びる。

 さらに、Jr.とのフライングクロスチョップ編隊飛行も披露し、最後はJr.が飛龍原爆固めで1本目を先取。2本目でもドス・カラスは2人に両腕を極められながらも見事なブリッジを作ってはね返すなど奮闘したが、Jr.がフォールを許した。

 そして決勝の3本目。Jr.がマスクをはがされるハプニングがあったものの、最後は再びフライングクロスチョップの親子編隊飛行を見せ、Jr.がダイビングボディーアタックで勝利を収めた。

 久々の日本での試合を白星で飾ったドス・カラスは「日本で久しぶりに試合ができるのは光栄だけど、メキシコでも普通に試合をしているから、コンディションは抜群で非常に満足している」とご機嫌。同じマスクマンのレジェンドである初代タイガーマスクが主宰するリングに立ったことに感激し、「タイガーマスクは日本のスーパースターだけでなく、世界のスーパースター。もし、彼と試合ができたら最高だ」と“夢の対決”を熱望した。

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